ファクトフルネスを読んだ話。

久々に本を読みました。

ファクトフルネスという、一応ビジネス本扱いになるのかな。


FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣であり

世界をどのようにしたら正しく見るか、ということについて書かれている本です。

この本をたまたま見かけたのは、通勤電車の中吊りなんです。

なんとなく面白そうだなと思っていて暇な時にネットであらすじなどを見ていたら、読みたい!と思うようになった次第です。


現在はニュースでいろいろな世界の事情について知ることができます。

しかし、それは真実ではない。実際はどういう状況なのかということを、医師であり公衆衛生学者である著者が記しています。

薬剤師である自分としては、客観的な、数字というデータをどのようにみるかということについてすごく知りたいと思っているんです。

統計学的な有意差の定義や計算式などももちろん知りたいんですけど、そうではなくて、考え方や人間の心理とか、そういうことも知りたいと思っていました。

このファクトフルネスは、決して難しい統計の計算などが書いてあるわけではなく、

人間が陥りやすい注意点、本能に近いものがわかりやすくまとめられています。

世界の見方を知る方法が書いてありますが、自分自身を顧みるきっかけも作ってくれるような内容です(これと似たようなことはあとがきにも書いてありましたが)。

この本に書いてある数字が未来永劫続く真実、というわけではなく、

読むときは、数字はあくまで具体例で、今後どのように騙されずに数字を見ていくかということの方が重要ですね。

自分が読みたいと思って、買って読んでみて、読みたかった内容が書いてあったなと思いました。

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